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中古マンションを寒くない家に!断熱リノベーションの基本

※2025年10月時点の情報です

断熱リノベのポイント中古マンションの断熱リノベでは、「どこに断熱を施すか」「どんな素材を選ぶか」が快適性を大きく左右します。
特に壁・床・天井・窓といった部位は、室内の熱が
逃げたり外気が伝わりやすい場所です。
これらの施工を適切に行うことで、冬の冷え込みや夏の暑さを和らげ、冷暖房効率を大幅に改善できます。
 

 

さらに、断熱性能を高めることで結露やカビの発生を抑える効果も期待できます。
住環境が整えば光熱費の削減だけでなく、健康面のリスク軽減にもつながります。
ここでは断熱リノベのポイントについて順番に解説します。
 

断熱リフォームの施工箇所​

マンションの断熱リノベーションでは、まず外気に面する内側の壁に断熱材を施工するのが基本です。
外壁からの冷気や熱気を遮断することで、室内の温度が安定しやすくなります。
特に角部屋や北側住戸は外壁からの影響を受けやすいため、壁の断熱は大きな効果を発揮します。加えて、床や天井も断熱の重要なポイントです。

 

最上階の住戸は天井から熱が逃げやすく、1階の住戸は床から冷気が伝わりやすい傾向があります。
床下や天井に断熱材を敷き込むことで、上下の住戸間での熱損失を抑え、冷暖房の効率をさらに高めることができます。
 

窓やサッシの性能向上​

マンションで最も熱の出入りが大きいのが窓です。
従来のアルミサッシは熱伝導率が高いため、樹脂サッシやアルミと樹脂を組み合わせた複合サッシへ交換することで断熱性を大幅に改善できます。
これにより、冬場の冷え込みや夏場の暑さを和らげる効果が期待できます。

 

さらに、Low-E複層ガラスを採用すれば、冬は断熱効果、夏は遮熱効果を両立可能です。
また、既存窓を残したまま内窓を追加する「二重窓」リフォームは、工期が短く費用を抑えやすい方法として人気があります。
窓の断熱改修は効果を実感しやすいため、優先度の高いリフォーム箇所といえるでしょう。
 

気密性を高める工夫​

断熱材を施工しても、すき間があれば室内の快適性は大きく損なわれます。
そのため、気密性を高める工夫が重要です。
気密シートを
施工したり、断熱材との取り合い部分を丁寧に仕上げることで、空気の漏れを防ぐことができます。

 

特に、配管まわりやサッシの枠部分は熱や冷気の通り道になりやすいため、重点的な処理が必要です。
気密性を高めることで、冷暖房の効率が向上し、光熱費削減にもつながります。
断熱と気密はセットで考えることが、省エネと快適性を両立させる基本といえるでしょう。
 

断熱材の選び方

断熱材にはさまざまな種類があり、選び方次第で性能やコストが変わります。
もっとも一般的なのはグラスウールやロックウールで、比較的安価で施工しやすく、幅広い住宅に採用されています。
一方で、発泡ウレタンは現場で吹き付けることで隙間なく充填でき、高い気密性と断熱性を確保できるのが強みです。
 

 

ただし費用はやや高めで、将来のリフォーム時に除去が難しいケースもあります。
予算や施工性、さらにはメンテナンス性も含めて検討し、自分の住まいに最適な断熱材を選ぶことが成功のポイントです。
 

断熱リノベと合わせたい省エネ設備

断熱リノベは快適性を高めますが、省エネ設備と組み合わせることで効果が一層高まります。
高効率のエアコンや床暖房を導入すれば、少ないエネルギーで効率的に室温を保つことができ、光熱費削減に直結します。
また、省エネ型の給湯器を採用すれば、日常生活でのエネルギー消費も抑えられます。
 

 

中古マンションでは施工範囲に制約がある場合もありますが、その分を設備更新で補うことが可能です。
例えば、窓や壁の断熱強化に加えて省エネ設備を導入すれば、断熱と設備の相乗効果で快適性と経済性を同時に高められるでしょう。
 

断熱リノベの注意点

中古マンションの断熱リノベは、快適な住環境を実現するうえで有効ですが、実際に進める際には注意すべき点も少なくありません。
特にマンションは戸建て住宅とは異なる制約があり、思い描いた工事ができない場合もあります。
事前にルールや費用面を把握しておくことで、理想の住まいへと近づけることができるでしょう。

 

施工範囲や方法を誤ると、費用が想定以上にかさんで効果が薄れる恐れもあるため、計画段階から慎重に検討することが大切です。
ここでは、マンション特有の制約や費用対効果、生活面への影響、そして業者選びの重要性について整理します。
 

マンション特有の制約を理解する

マンションの断熱リノベーションでは、管理規約により外壁や共用部分の工事はできません。
施工の対象となるのはあくまで専有部分であり、内側の壁や床、天井、窓が中心です。
戸建て住宅に比べて自由度が低い点を理解しておく必要があります。
 

 

また、工事に着手する前には必ず管理組合に確認し、必要な手続きを踏まなければなりません。
管理規約や理事会の承認を得ずに進めるとトラブルにつながる恐れがあります。
安心して工事を進めるためには、制約を把握した上で計画を立てることが重要です。
 

費用対効果を意識する​

断熱リノベでは、すべての性能を高めるよりも、効果が大きい箇所に絞って施工する方が効率的です。
特に窓や外壁に面する壁は熱損失が大きいため、優先して取り組むと費用対効果が高くなります。
また、断熱を強化することで結露やカビ対策も進み、住環境の改善につながります。
 

 

さらに、国や自治体の補助金や減税制度を利用することで、初期費用の負担を軽減できる点も押さえておきましょう。
こうした制度を上手に活用することで、コストを抑えつつ満足度の高いリノベーションが可能になります。
費用と効果のバランスを考えることが、失敗を避ける大きなポイントです。
 

生活への影響を考慮する​

断熱リノベは壁や床、窓の大規模な施工を伴う場合が多く、工事期間中は一定期間住めないケースがあります。
そのため、家具の移動や仮住まいの手配など、生活面での調整が必要になる場合があります。
施工スケジュールは家族の生活リズムに合わせて計画することが重要です。
 

 

長期休暇の時期に合わせるなど、生活への負担を最小限に抑える工夫が求められます。
事前に生活への影響を想定して準備しておくことで、スムーズに工事を進められるでしょう。
 

専門業者への依頼が不可欠​

断熱性能を十分に引き出すには、専門的な知識と技術が欠かせません。
断熱材の厚みや施工方法を誤ると、せっかく費用をかけても効果が出にくくなってしまいます。
施工前に断熱性能のシミュレーションを行える業者を選ぶと安心です。
 

また、工事後のアフターサポートや保証の有無も業者選びの大切なポイントです。
実績豊富な専門業者に相談することで、施工の質を確保しつつ、完成後の安心も得られます。
断熱リノベは専門性が高いため、信頼できるパートナーを見つけることが成功のカギとなるでしょう。
 

まとめ​

中古マンションでも断熱リノベを取り入れることで、「冬は寒い・夏は暑い」といった悩みを大きく改善できます。
断熱材の種類や施工方法には幅広い選択肢がありますが、マンション特有の制約や費用対効果を考慮することが大切です。

 

効果的な断熱リノベを行えば、省エネ性の向上や健康的な住環境の確保にもつながります。
快適で安心できる住まいづくりを実現し、これからの暮らしをより豊かにしていきましょう。
 

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