私たちの想い
創業1982年より培った知識・ノウハウを
ベースとした工事中の対応力
心がけていること ─お客さまの気持ちを第一に考えた工事管理
リフォームは、プランニングの段階ももちろん大切ですが、それ以上に気を配る必要があるのは実際の工事が始まってからの方が多いかもしれません。
リフォームは今まで住んできた家を解体することから始まるわけですから、お客さまも期待と不安の入り混じった敏感な気持ちになっています。また、住みながらの工事では、しばらくはご不便な状況で暮らさなくてはならないので、ご家族の中には想像以上に負担を感じる方もいらっしゃいます。そういったご家族のストレスに気を配り、お困り事やご不満等があればすぐに対応することはもちろん、不安を解消することにも気を配っています。そのため、工事中にはほぼ毎日足を運ぶようにしていますね。その都度お客さまに声をおかけし、お顔を拝見して、お疲れではないか、言いたくても言えないこと等ないか、うかがうようにしています。
また、お客さまとのちょっとした会話や仕草から、まだお客さまさえも気づいていない不安を感じとり、先に動いて要素を取り除くよう心がけています。お客さまは働いている職人さんには直接物を言いにくいものなので、私たちがきめ細かくフォローする必要があるのです。工事中のお宅で何か気になる点などがあれば、その都度すぐに対応するよう心がけています。
自慢できること ─施工品質を標準ルール化することで高い施工品質を維持
当社が他社に勝っている点はいくつかあると思いますが、もっとも自慢できると思う点は、工事の段階においてもさまざまなことに気配りができているということでしょう。
たとえば、お客さまが住まわれている状態でリフォームする際、お客さまの持ち物や不要な物が混在することがあるので、必要な物を誤って破棄したり、傷をつけることのないよう「廃棄」「使用」などのシールを貼って、いるものいらないものをしっかり区別できるようにしています。
また、中間検査や完了検査も、細かなチェックシートをもとに厳格に行っているので漏れがありません。こうした仕事の手順は、当社の施工品質を共通ルールとして標準化することにより、今では、今では当社も協力施工店も当たり前のこと、自然にやるべきこととして実行しています。
私自身の自慢できる点を挙げるとすれば、やはり長年培ってきた知識と経験ということになるでしょうか。リフォームの工事をしているとどうしても想定外のことが起こることがあるのですが、そんなときの対応にはやはり経験が役立ちます。20年以上リフォーム工事に携わっていると、そのような想定外のことにも何度か遭遇したことがあったりしますから、ある意味想定の範囲内として冷静に対処できることが多くなりました。
思い出深いこと ─クレームへの真摯な対応から長いお付き合いのお客さまに
私にとって思い出深いことは、お客さまからクレームをいただいたリフォーム事例です。
そのお客さまからは、工事が完了して引き渡し後、LDKで床鳴りがするというご連絡をいただいたのです。至急調べたところ、ちょっとした調整で対処することもできましたが根本的な解決にはならず、後々のことを考えるとフローリングを張り替えた方がよいと私は判断しました。お客さまにとっては、心待ちにしていた新しいLDKでの暮らしがスタートしたばかりという矢先の出来事で、張り替えとなるとその間またお客さまにご不便をおかけすることになりますが、丁重にお詫びをしたうえで、フローリングを張り替えた方がよいことをご説明して、ご了承をいただきました。
引き渡しが延びてしまいましたが、ごまかしのない私たちの対応を気に入っていただけたのか、そのお客さまからは後にリピートのお仕事をいただき、さらにほかのお知り合いまでご紹介いただきました。今でもお付き合いをさせていただいているお客さまです。