寝室ートイレ間の動線短縮リノベーションで、夫婦２人暮らしを楽しむ住まいに

27年間住み続けたマンションのリノベーションを考え始めたKさまご夫妻。たまたま参加したリフォーム相談会で、東京ガスリノベーションの担当者から提案された寝室とトイレの動線を短縮するプランをきっかけに、３DKの住まいをセカンドライフを視野に入れた光あふれる２LDKにリノベーションしました。

間仕切りを撤去して15帖の光あふれるLDKに。庭の気配を楽しめる窓辺のソファはKさまのお気に入りのコーナーです。

ご夫妻２人の時にはダイニングテーブルをキッチンに寄せてレイアウト。対面キッチンになり、食事の準備をしながら、ご夫婦の会話が弾みます。北欧スタイルの変形オーバルダイニングテーブルまわりは、奥さまのお気に入りスペース。

家電や食器を収納する背面収納の隣に、オープン棚のあるパントリーを設置。乾物・保存食・消耗品などを収納するのに重宝しています。背面収納のカウンターは110 cmにして、腰をかがめずに調理家電を使えるようにしました。

以前は子ども部屋だった場所を主寝室に。日中は、引き戸を開けてリビングの延長として使っています。掃き出し窓を開けるとビオトープのあるバルコニーに繋がります。

押し入れを撤去してトイレや洗面所への通路を設け、ウォークインクローゼットも新設しました。
以前は洗面脱衣室経由でトイレを利用するため、入浴中はトイレを使えませんでした。リノベーション後は電気温水器のタンクスペースを活用して、寝室とトイレを最短距離でつなぎ、さらに寝具類の収納、洗濯機置き場、夫のウォークインクローゼットができて、とても重宝しています。」とKさま。

主寝室の掃き出し窓に繋がるバルコニーにウッドデッキを作りました。給湯器置き場兼緑を楽しむスペースに。ビオトープには、メダカやイシガメが暮らしています。

お子さまのご家族が遊びにきた時に、ゲストルームとして使っています。寝具の収納スペースと、奥さま専用のウォークインクローゼットを新たに設け、居室スペースはコンパクトにしました。

白をベースにした、明るくスッキリとした玄関ホール。

以前は、玄関ホールとリビングの間にドアがなかったので、玄関ホールに引き戸を設置。以前電気温水器のタンクを設置していたスペースは、冷蔵庫置き場、反対側から使う寝具収納スペースとして活用しています。

以前は1116サイズのユニットバスが設置されていた浴室。施工担当者が調べると、建物と既存のユニットバスの間にスペースがあることがわかり、「ぴったりサイズシステムバス」でこれまでより約10 cm広い1216サイズのシステムバスを設置できました。段差がなくなり、手入れのしやすい浴室に。

洗面脱衣室には２カ所に引き戸を設けて、２wayで行き来ができるように計画しました。ふだんは引き戸をオープンにして回遊性のある動線で使い、入浴時には、２カ所の引き戸を閉じて利用します。洗濯機を電気温水器設置スペースに移動したことにより、間口1200mmの広々とした洗面化粧台が設置できました。

床の段差を解消し、出入り口を引き戸に変えて、出入りしやすいトイレに。

「モノのない、すっきりしたトイレにしたかったので、タンクが目立たず収納スペースのある、リクシルのリフォレを選びました。アクセントウォールには、23年間暮らした愛猫をしのんで猫柄に」とKさま。

寝室に続く夫専用のウォークインクローゼット。「寝室から洗面脱衣室、浴室、トイレ、ウォークインクローゼットと連続しているので、とても便利です。リノベーション後は洗濯物は自分で片付けて、使う時にも自分で取り出すようになりました」とKさま。

予備室のウォークインクローゼットは、妻専用の収納スペースに。「夫婦がそれぞれ独立したウォークインクローゼットを持つことで、夫は自然に衣類の管理を自分でやるようになりました。お風呂や洗面所の掃除も担当してくれて助かっています」と奥さま。